卒制展示へいたるまさかの道のり

11月後半から、きっといい意味でこんなはずじゃなかった卒制のプロセス展示編

 

ようやっと本の制作やら最終スクの出口が見えて来た1月7日

 

まあ卒展は本とパネルかなーと思っていたら「映像いるでしょ」という天の声。ようやく写真の山との格闘が終わるか思たら、えーそれ動画編集すんのかーーと、また気が遠くなりつつ少しずつ考え始めていた1月16日

 

「まじで、そんなん全然だめっしょ」の第二の天の声

 

そこから始まった今回の展示プラン。2月後半は余裕やろーと思っていたのに、まさかのぎりぎりまで初物づくしのどたばた劇。こんな仕上がりとなりました。

 

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所謂プロジェクト・活動系の卒業制作はパネル展示がよくあるパターンだったように思うけれど、第二の悪魔のささやきにより、活動のテーマ毎に写真や、制作物等をギャラリーのように展示することとなりました。

 

展示できるパーツ集めからはじめ、スケッチ書いたり、縮小コピー版でパズルのようにあーでもない、こーでもないとぐるぐるし(縮小が小さすぎてあまりに非効率だった)

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写真の現像と加工は、業者を色々探して最後にたどりついたやっぱり私はFujiのサービスステーションで加工の相談にのってもらい、写真コースの人も使ってたそうで、かなり親身に対応頂き感謝満載

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写真はネガポジで映写機で映すとかあるよーという悪魔のささやきが続き、へーあのカシャカシャいうやつやってみたい♪という超気軽な気持ちで調べ始めてびっくりの加工料金。デジタルからこの状態にするのは通常1枚4千円。もしくはフィルムでもう一回撮影するとかいう。それでも一応10分の1までの業者を発見し、クオリティ不明だけどいちかばちかで発注。結果、ネガポジみるだけでも綺麗だし、やってみてよかった。

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展示するにあたり、いくつかはフレームを使わなと思い始めるよりずっと前の12月に、近所の古道具屋で見つけた超お買い得だったアンティークの額。その道具屋さんは針金で文字まで書いてくれ、なんかに使えるかもと思いやっておいたのがまさかのセンター。むっちゃ使えました、ラッキー

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いくつか説明の文章はそうは言っても入れないとがまた難航。第一案のアウトソースは却下され、この紙いいかもーと思って調達できたもののプリントが難航し、結果的にまさかの全手書き…最後の1週間、夜な夜なペン字の練習、書いてはクローゼットに貼り眺め、ゆがんでるわの毎日。

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紙の雰囲気でないものかとお香で焦がしたりしたものの焦がし具合がいまいちで却下とかいうプロセスも。

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そんなぐだぐだの後になんとか搬入当日。ある程度採寸はしていたものの、実際3メートル幅の壁に設置し始めてみるとなんか違う。。バランスが難しい。そして何より時間が足りない。壁に「貼る」という行為も色々試してみたけど、結局ほとんど使わなかったな…。師範の技術を存分に発揮頂き、なんとかかんとか設置完了できました。

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閲覧用に本も横に展示。日曜日観察したり、今日の話にもよると、壁みて、本も手に取るという動線が出来ていたのでよかった。写真に嬉しい言葉も沢山頂きました。

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第二の天の声も、随所はさておき全体感は悪くない、とのことだったのでよかったかのかなー。

 

こんな形で展示することになるとは全く想像していなかったまさかの展開。ある意味最後まで空間演出の勉強満載だった展示

 

t.kyoto-art.ac.jp