インプット&アウトプット満タンだった2015年
きっと年末逃すと放置されるのでざっと振り返り
今年は実践の年にしたいとおぼろげに頭の片隅にあったのが功を奏したのか、インプットもアウトプットも満タンの年に。
食べる:南は九州から北海道まで、想い熱きつくりてさんと、それをつなぐ方々と直接会う機会が多かった一年。ダイエットする機会を逃した
育てる:ひょんなことから胡麻、黒豆をベランダで育てることに。芽吹きから収穫まで日々成長する過程は面白かったと同時に、一粒の胡麻のありがたさが身にしみる体験に
働く:色々な合間、胃のきりきりする仕事が今年は続いたので、新たなからだの不調も多少。これまでとは違う健康管理方法も考えないといけないお年頃。
旅する:タイ以外は、東北4回、北海道2回、アラスカ、北米と北の方角ばかり。初オーロラ、初バイクツーリング、初キャンプとか初物づくし。来年は久しぶりに久々にヨーロッパや南方に行きたいけれど、年明けは韓国とこれまた北はじまり
学ぶ:
苦節?いえ練習しないまま亀よりのろいJazz pianoもようやっと出張日程と重ならなかった為、発表会に初めて参加。初の正式セッション。ど緊張したけど、セッションもっとできるようになりたい想いだけはつのった年。練習時間の確保が悩みの種
東北の創造の場に参加できたのも、ワークショップのやり方やら、写真の撮り方やら、考え方やら色んなところに自分の中で波及した大切な時間。
読んだ本は85冊ぐらいらしい。食、デザイン、アート、死、情報、民藝、詩、まあ色々、でも今年の活動にからめたものが多い。来年はもうちょっと読みたい、というか読めていない本が部屋に山積み
企画・デザインする:
大学の自主学習会企画も、諏訪さん、砂丘の撮影会に始まり、どれも充実贅沢すぎる内容。学びのエネルギーがぐっとあがる機会に沢山いられて幸せ三昧
あじき路地の看板デザインと制作、設置の一連に関われたのはアウトプットのハイライトのひとつ。自分がデザインした看板が世に設置されるだなんて、全く想像していなかった出来事
撮った写真を初めて何件かの写真展に応募してみた。ビギナーズラックか、幸いにも入選したり、入賞したり。学友の結婚式・披露宴の写真を撮らせてもらえたのも貴重な経験。撮るだけでなく見て伝えることも視野に入れながら、撮り続けていく予定。弱小三脚を買い替えなければ…
10月にはお世話になっているガイド安藤さんの講演会を兵庫でもようやっと開催出来、どんな反応になるか心配する必要もなかった良い時間に。また来年もできればな
8月から12月にかけては、マルメロさんと一緒に農家さんを知ってもらう活動を色々企画、実施。こんなにイラストレーターと仲良くする日々になるとは予定外の小冊子づくり。デザインの難しさというか、色々みてない知識の無さも痛感。 畑訪問企画はなんともほっこりした時間になって、また来年も数回できればな
多分まだなんか忘れてるけれど、使いうる時間をめいいっぱい使い、眩しすぎる程の機会に恵まれた一年。そして沢山の方々に出会ったり、助けて頂いたりした一年。
ぐっと次のステージに進むべく年末年始はひたすら編集作業がんばります。本つくるのって難しい!
今年は多かったのかな
「今年はこれで最後です」と記事アップの連絡をもらい、今年も災害の多かった年だなと思う師走です。
もう5年以上になるのかもしれません。紛争や災害により厳しい生活を余儀なくされている人々の支援をしているJENという団体の翻訳サポートを時々してます。
あなたの支援・寄付で世界の難民に自立を。特定非営利活動法人ジェン JEN
出来る範囲なので、ほんとに時々ですが、今年はなんかその依頼も多かった気がします。つまり世界中で災害が多かった、ということなのだろう思います。同時に世界の誰かが立ち上がって復興の手が届いているということでもあるのだと思います。
年末最後の記事はこちら。
「子どもたちみんなが同じものを使うことで、自然にみんながまとまってひとつになれると思います。」
個性やら違うことやらも大事だけれど、同じ学校かばんを配ることでこういうこともあるのだなと気づかされた記事でした。
他にも石けんをやっと使ってもらえることで一歩一歩進歩する衛生環境等、世界中で色んなことが、状況があることを教えてもらっています。
サポートしているのは日本語から英語の翻訳なので、どこかの誰かが読んでどうなるか正直分からないものの、自身が気づかされることも多く、誰かが世界のどこかで起こっていることを知ることのきっかけになればと、来年も時々ぼちぼち
めぐみめぐり『神戸市北区の農家さんめぐり』
今年の後半は様々な農家さんと交流する機会があった一年。きっかけは、いつもお世話になってるカフェオーナーから夏前に何かしようよと声かけてもらったこと。ほんとにコラボ企画満載の一年でした。ありがたい。
10月かと思う程のコートいらずの暖かな一日。秋から小冊子もつくらせて頂いた神戸市北区の農家さん2軒にご協力頂き、旬を五感で味わう会を実施。年末シーズンで忙しい中、野菜興味ありの少年親子、神戸に越してきたばかりの夫婦等のはじめましての皆様と共に本当にぎゅっと豊かな時間でした。
畑訪問では、本来の力で育つ野菜の話を聞きながら、手に取って香りをかいでその力強さを感じる。ふかふかの土を足で手で感じてみる。色んな香りにすっかりお腹がぐうっ
お昼ごはんの前には、ほっこり豆乳ジンジャー頂きながら、野菜の切れ端をつかっての版画、年賀状、グリーティングカードづくり。色んなかたちがあることと、色んなデザインが自分のアイデアで出来ることを夢中になって楽しむ時間
「こういうの全然苦手なんだけどさ、なんか楽しいね。出来ちゃうし」
手放しきるワークショップのやり方も新たに学んだ一年
お昼ご飯は、採りたて野菜をふんだんに使っての本当に美味しいおかずの数々。柚の香りたっぷりの厚揚げと蕪の炊いたんの湯気には一同うっとり。昔ながらの日本家屋で皆で囲む食卓。生まれて初めておにぎり握るハンガリーからのお客様
伝える
五感で体感する
体感したことをかたちにする
一緒に味わい、楽しむ
考える
それぞれの役者の絶妙な役割分担で、伝えたかったこと、盛り込みたかったこと、濃密だけどそれでいて不思議な程のんびりと時が流れた一日
水と土だけで育ったりする
今年たまたまご縁で頂いて育てることになってしまった胡麻と黒豆が我が家にやってきたのは6月
ベランダで今まで何か育てり一切しておらず。全滅する友人達がなんのことという勢いで、我が家の胡麻はあれよあれよと20数粒が元気に育つが為に急いでプランターと土を増やす初夏。出張中には胡麻シッターまでお願いするはめに
最終的にジャム瓶に3センチぐらいは収穫。育てるのは水やりだけで後は放置だったものの、20数粒が何倍になったのか、考えるまでもなくマメに大変な収穫。
もうひとつの丹波の黒豆さん。2粒植えて、1粒生き残り、本日最後の収穫完了。
それまでのはもう鞘を茎から切り離して乾燥、放置だったのですが、今日はなんか乾燥してない前に初めて開けてみたりしたら、出てきた美しさにちょっとしばし感動し、記念撮影
1粒から11粒収穫。茎には咲けなかったつぼみが沢山残ったり、収穫したのも小さかったり、割れていたり、このうち何粒か、来年もまた芽を出せるのか、若干不安なしょぼしょぼ具合
今回はただ水やりしかしてないものの、されど水やり、生き物なので無視出来ない日々に来年も増やすのかよく分かりません。その時の気分で。。 ただ、国内生産1%未満の胡麻がベランダで水やりだけで育ってしまったり、つやっつやの黒豆を収穫できたり、毎日、ぐんぐん育つ美しさには目を見張るものがあり、そのうち畑借りたりしないようにしないと
beyond the table
なんでも簡単にクリックひとつで手に入る今
その一歩先にも目を向けてみたい
ということで、神戸のカフェの小さなファーマーズマーケットに農家さんとその農地を紹介する冊子を9月から3回にわけて作らせて頂きました(最後のんは12月、これからカフェに設置)
自分の写真と冊子作成の勉強も兼ねて、色々試してみたので
3冊ともご覧の通り色々に
最後(一番右)なんて色表紙にしてみたもんだから、全く雰囲気違ってしまいました。
急いでつくったのでロゴも大きくなりすぎたし。
色表紙とそうでない表紙との違いも色々、フォントとか見え方とか影響ありますね。
表紙はなんとなくつかめた気がするものの、中身のレイアウトや情報量は全くもってだめです。難しい。一番初めのバージョンが一番すっきりしていた気がします。やはり情報は少ない方がいいのだと。
印刷の仕方も特徴もフォーマットやレイアウトを変えたので、勉強になりました。一番左側のレイアウトの控えめなこと(余計な空白ありすぎ)。
写真も沢山撮った
取材で沢山話も聞いた
小さなスペースにぎゅっとインパクトのあること、一歩先を想像できる情報をデザインすることは本当に難しい
土と 火と 時の流れと
今まで体験したことのない制作系を体験し続ける学生生活です
昨年の吹きガラスの窯に続き、今回は陶器の窯やき体験
相変わらず熱い
今回は1200℃あたり
1200℃の中には入れないのでどんなだか想像できませんが、そんな温度の中、土で出来たタイルがそのままの形で美しく輝き浮かぶ姿は神々しくもありました。神秘的
土を採って、こねて、固めて、乾かして、土で出来た窯でやく
その土を採った土地の公園にタイルとして、これまた土の上に敷く
きっといつかその土に帰る
ものすごく長い時間で循環するその一瞬に関われていることが、なんだかものすごく貴重に思えます
そして、土をそのままにしておくのでなく、太古の昔から、人が手間暇をかけて工夫してそこまでする理由はなんなのでしょうね
窯の火に照らされる薪の色もなんとも美しく
今回使った薪は200メートル分ぐらいかなあと
10分おきぐらいに夜な夜な薪を焼べた割に
不思議と疲れず、かなりすっきりした夜明け
なんでしょうね、この感覚
時空を超えてひろがる空間を感じた夜だったかも
you know who you really are
キンコーズのお兄さん達にはお世話になりっぱなしです。
今回はあまり知らないInDesignなど使って持ち込んでご迷惑おかけしました。
光沢のある紙を選ぶと指紋がついて困るということが今夜の学びです。
お兄さんのおかげで綺麗に製本は出来たのが救い。
しかし薄っぺらい・・
テーマとなんか合っている気がして今回は白樺林で撮ったこの写真を表紙に採用
中身は、、卒業制作の研究ノートなのですが、読み返せば読み返す程、とても芸大生の卒業制作の一部とは思えない。
何をこの3年学んできたのか、走り抜くとつい最近決めたものの、多分、芸大卒業しましたとはよう言わない確信があります。繰り返される走り逃げ
毎度、結局最後の一歩踏み込めず、入り込めず、走り逃げる
心底嫌になるこの習性
人って本当に変われないという確信もこの数年で再認識